「ももちゃん大丈夫?あっちは見たらだめだよ」


さっきまで散々桃子の見えるところで殴ってたりしてたのに、と思いつつも、白洲は桃子から黒神と柏木が見えないように立つ。


「ごめんな、怖かったな」


そう言って今度は青葉が桃子の耳を塞ぐ。

赤宮は桃子の手をニギニギして


「はぁぁ、よかったぁ.....」


と安心するように言っていた。


((もう二度と危ない目に合わせないって決めてたのに.....))


4人は心の中でそう言っていた。