地獄から救ってくれたのは極道の人達でした。



次の日には


「113番それがお前の名前だ」


といわれ、女の子は今日から番号で呼ばれるようになった。


ご飯は一日に一度、パンが配られる。


と言っても賞味期限切れのパン。

それに檻の隙間に投げられるので一度地面に着いたもの。

それでも食べられるのでみんなは喜んで食べた。

女の子も少しずつ食べていた。



そんな生活が続いた。