(さぁさぁ今のうちに。)
ユリアーネはエルマーにしな垂れかかる。
エルマーもトロンとした顔でユリアーネの頬を触った。
今日のために誂えた露出度高めのドレスは
ユリアーネの豊満な身体をことさら強調している。

エルマーが自身の谷間をガン見していることに気が付いたユリアーネは
妖艶な笑みを浮かべてエルマーの膝に跨った。
するとエルマーもスイッチが入ったのか、
ユリアーネの腰と頭に腕を回して濃厚なキスを始める。
周囲が盛んに囃し立てる中、
ユリアーネはキャサリンに合図して写真を撮るように指示した。

しばらくするとキスで飽き足らなくなったのか、
エルマーはユリアーネの胸を触り始めた。
ドレス越しにエルマーの下半身が固くなっていることに気が付いたユリアーネは、
エルマーの首筋にべったりとキスマークを付けると、
耳元でささやいた。
「ねぇ、場所を変えない?」

ユリアーネの誘惑にエルマーがこくんと頷いたので、
ユリアーネはエルマーを引っ張ってパブを出た。
あとは、キャサリンの家に帰ってエルマーとベットインするだけだ。
子どもが出来たと迫れば、エルマーも立場がある身だから引き下がれないだろう。