すると、部屋のドアがガチャっと開いて真紘くんが二人分の飲み物を持って入ってきた。
「ありがとう」
机に飲み物を置いた真紘くんは、私の隣に座った。
真紘くんは私の肩に頭を預けてきて、
「あー、疲れたね」
って、上目遣いして私に話しかけてくる。
そんな真紘くんにキュンとしてしまう。
「そうだね。でも真紘くんのおかげでテスト結構出来たよ」
「ならよかった」
「真紘くんって、ちゃんと勉強してるんだね」
「頭良い方がキャラ保ちやすいでしょ」
「……」
すごいなって思ってたのに。理由がなあ……。
なんて思うけど、真紘くんらしくて思わず笑ってしまう。
「ほんと美桜って癒しだよね」
「……そうかな」
「可愛い。疲れ吹き飛ぶ」
当たり前のように言った真紘くんに、恥ずかしくなってしまう。
……そこまで言わなくても。
「真紘くん」
「なーに」
「……好きだよ」

