「おお……可愛いな」
「…なら、よかった」
「気合い入ってんねえ。めっちゃ似合ってるよ」
「ありがとう」
ソファでダラっと座ってた南朋が準備終わった私を見てニコニコしている。
時間は……もうすぐ9時。
もう出ようかな。ソワソワしちゃって落ち着かない。
今日のバッグはポシェットだから、最低限のものだけ入れる。
肩にかけて、玄関に向かう。少しヒールのある靴を履いて、
「…じゃあ、行ってきます」
「行ってらっしゃい」
南朋に声をかけて家を出た。
駅まで歩きで15分ぐらい。
結構、早めに出てきてしまった。待てばいい話だからいいんだけど。

