確かに、真紘くんは勉強も運動もできるから納得だ。
「今日試合だもんね〜。みんな男子のサッカー見るために今日来たようなもんらしいし」
「……そうなんだ」
桜が隣でそう呟いてる。
……実際、私も少し真紘くんのプレー見てみたいな、なんて。
右手に髪ゴムを引っかけ、ロングの髪を持ち上げてポニーテールを作りながら、そう思う。
「美桜ちゃんってめっちゃ髪綺麗だよね」
「…そう?」
「うん!私なんてくせっ毛だから羨ましいなって思う」
「……私、桜の髪好きだよ」
フワフワしてて、可愛いと思う。
そう言うと桜は少し照れたように笑って嬉しそうにしていた。
「あ、先生来た!並ぼ!」
気づけば先生が来ていて、私と桜は自分の並ぶ場所についた。
それから、準備運動、ランニングが行われ試合の準備に取りかかる。
「最初真紘くん出るって!」
「きゃーっ!楽しみ!」
周りからそんな声が聞こえて、真紘くん出るんだなと思う。

