すると、クラスメイト男女問わず、わっと真紘くんの周りを囲い始めた。
真紘くんの後ろにいた私は、まだ巻き込まれずにすんだけど。
「ねえ真紘くん!どういうことか説明してほしい!」
「宇原さんと付き合ってるの!?」
「抜けがけだぞ!俺だって宇原さん気になってんのに!」
「うるさい武田はしゃべんな!」
「は!?なんでだよ!」
私と真紘くんを置いて、みんながポンポンと言葉を投げかけてくる。
つ、付き合ってる……?
みんなの言っていた"そういう関係"という意味を理解する。
わ、私と真紘くんが……っ!?何でそんなことになってるの……!?
少し顔の熱が上がるのがわかる。
そんな私を見たクラスメイトが、
「まって、なに今の反応……っ!」
「か、か、かわ……っ」
なんて言って、真紘くん越しに私を見るからびっくりしてしまう。
み、見られた……っ。
いつもの癖で、フッと下を向いてしまう。
「…付き合ってはないよ」

