正体バラしたらキスするぞ?~悪魔と天使の溺愛は危険がいっぱい~

「ご飯、冷めるぞ」



優磨に指摘されて、私は慌てて『いただきます』をする。

思い出に浸りすぎていたよ……。

私はお箸を持って白いご飯を口に含む。



「んんーっ。おいしい! おばあちゃん、今日も美味しいよ!」

「それはよかったわぁ」



おばあちゃんも微笑みながら席に着く。

おばあちゃんと優磨と私。

3人で囲む食事は、おばあちゃんと2人きりのときよりも明るく感じた。