大嫌いなキミに愛をささやく日

ずっと煌人に抱きしめられた状態で、いつまでこのままでいればいいの……!?

倉庫の中って、ただでさえ熱気でムンムンしてるのに……

それ以上に、体温も心拍数も上がっちゃって……っ。



「おい凛、大丈夫か?」

「あ、煌人……。なんか、やたらと余裕っぽいの……なんで?」

「俺からしたら、何でお前がそんなに汗かいてんだよって話だよ。今が普通の温度くらいだろ?」

「!?」



いや、それはおかしいから!

夏直前の、太陽がジリジリ照ってるこの季節に!

こんな狭い倉庫に閉じ込められて、暑くないわけないじゃん!



「ちょっと待って煌人!顔が真っ赤だよ!?」

「あ?真っ赤なのか?俺」

「なに強がってんのよ、バカ!」



こんな状態なのに。

しかも、

私と煌人の仲でしょ!?



「しんどい時くらい、しんどいって言ってよ!」