乙女は今日も夢を見る


学級委員なんて絶対にやりたくなかったし、人気者の観月くんとって思ってたけど…それ以上に観月くんと一緒でよかったなって思った自分がいるのも事実で。

あんな場面で手を挙げれるのたぶん、観月くんくらいだろうしね。

「…他の男子とだったらこんな風に気軽に話せてないかも。まだ私ってまだ全然クラスに馴染めてないからしょうがないんだけど。それに、観月くん私が困ってたから手挙げてくれたんだよね…?」

ソッと、微笑むと、目の前に座る彼の顔が何故か少し赤いような気がした。

結構、空調効いてて涼しいけど観月くん暑がりなのかな…?

若干、気になりつつも私はそのまま言葉を続ける。

「たぶん観月くんならどんな子でも困ってたらそういう風に気遣ってくれるんだろうなって思うけど、今回は本当に嬉しかったんだ」