えっと…じゃあ、エンタメ系に私と観月くんの2票入るってこと?
戸惑う私をよそに。
「俺と高梨さんは、エンタメ系に票入れるから俺らのクラスはエンタメ系で決まりな!飲食系に入れてくれた子も悪いけど今回はこっちでよろしく」
と、観月くんが大きな声でクラスメイトに宣言する。
「まぁ、多数決ならしょうがないよね〜」
「エンタメ系ってやっぱりお化け屋敷?」
ギリギリの票数だったから文句が出ないかと、少しヒヤッとしたが、観月くんのおかげか、飲食系に票を入れたクラスメイト達も納得したように話を次へと進めている姿が目に入ってきた。
そして、その後も。
「そしたら、うちのクラスはお化け屋敷で決まりな」
あれよあれよという間に話が纏まり、気づけばお化け屋敷をすることに決まっていて。
「じゃあ、先生にも俺と高梨さんで報告しとくから。皆忙しい時間に残ってもらってありがとう!また、お化け屋敷の内容はホームルームとかで決めていこう」
「了解〜。じゃ、観月俺たち部活行くわ」
「また何かわかったら教えてね〜」
そんな和気あいあいとした雰囲気で話し合いは幕を閉じたのだった。



