乙女は今日も夢を見る


そんな悩んでいる私を知ってか知らずか。

「高梨さん、どれにする?俺たちの意見で決まるかもだけど」

おもむろに視線を合わせ、話しかけてくる観月くん。

「…え〜…えっと」

どうしよう。

どの選択肢が1番空気読めてる?

飲食系?それともエンタメ系…?

さすがに出店に入れるのは空気読めてないよね?

そんなことを考え出すと、キリがなく…。

優柔不断な私は、一向に答えが定まらない。

しかし、このまま何も言わないわけにもいかないと私が絞り出した答えは…。

「エンタメ系かな…」

だって、飲食だと料理考えたり作るのの大変そうだし…ね。

すると。

「本当?実は俺もエンタメ系かなって思ってたんだ〜お化け屋敷とか好きだし」

ニコッと笑みを浮かべそう言う彼に私はパチパチと目をしばたたかせた。