「確かに、それいいかも」
「そうしよう!んじゃ、多数決な〜」
流石、観月くんに次いで人気のある畠中くん。
彼が何気なく言った意見をクラスの大多数が支持する形となった。
「じゃあ、出店系、飲食系、お化け屋敷とかのエンタメ系で多数決しようか?1人1回、手挙げて」
観月くんの声かけに、クラスメイト達の注目が集まる。
「出店系が良い人ー」
1、2、3…。全員で6人ね。
パラパラと手が上がり、私が数えた人数を黒板に記載する。
「じゃ、次は飲食系」
パッと見出店系よりは手を挙げている生徒が多いような印象だ。
11人か…。
うちのクラスは全員で30人。
つまり…。
てことは、エンタメ系が11人ってことで同点ね。
予想以上の接戦で私は黒板に数を記載して首をひねる。



