「はぁ…。羨ましい…唯南の顔面1回交換してほしい〜」
同感…!
ため息をこぼし、如月さんを見つめる女子達に私も心の内で同意し、小さく頷いた。
「いやいや、何言ってんの。ハナは彼氏いるんでしょ?それに…私が交換してほしい顔は、高梨さんだけどな」
え…?
突如として出てきた自分の名前にピタッと身体が硬直する。
「う…えっと…え?」
その瞬間、周りの注目が一気に私に集まり思わず、しどろもどろになってしまった。
「あー!わかるわかる!高梨さん可愛いもんなぁ」
「だよね〜!私さーいっつもクールっぽいとか大人っぽいとか言われてるからか…本当は、こう…高梨さんみたいな癒やし系の可愛い顔面に憧れるのよね〜」
うんうんと周りの女子達が如月さんに同調し始めるという不思議な雰囲気に包まれる中。
「ねね、そう言えば高梨さんって…彼氏いないの?」
皆からハナと呼ばれている花木さんがニヤッと楽しそうに微笑みそんなことを尋ねてくる。



