不意にこぼした私の言葉に観月くんは「確かに…!」と共感してくれる。
「この場合、おもちはどっちとも相性最強だな」
「ほんとだね」
そう言って、お互い笑い合っていると。
「さぁさぁ、2人とももらい物のおまんじゅうが合ったからこっちで一緒に食べようか」
「おもちちゃんは、出てくるタイミングまちましょうね」
観月くんのおじいさん、おばあさんが私と観月くんに対して手招きをしてきた。
「お、それ近所の和菓子屋のまんじゅうじゃん。食べる、食べる…!」
「あ、ありがとうございます」
未だにカゴから出てこないおもちの様子を気にしながらも、私は素直に手招きされた机の方に向かう。
「高梨さん、ここのまんじゅうめっちゃ美味しいんだよ」
「そうなんだ…!わぁ、いただきます」
席に着くと、すでに美味しそうなおまんじゅうが皿に取り分けられていた。
「遠慮せず食べてね」
そう言うおばあさんにコクリと頷くと私はひと口おまんじゅうを頬張る。
「…!!ほんとだ。美味しい…」
あんこのまろやかな甘さが口の中いっぱいに広がった。それにおまんじゅうの皮もモチモチしていて美味しい。



