「冒頭はこれからどんな事件が起こるのかなって、不穏な雰囲気が漂ってて、ワクワクするんだけど。
あと、失速するんだよな」
どんな事件がって……。
これ、恋愛ものですよ、あなたの指令により。
秋馬がそこで溜息をついて言う。
「やっぱり、無理か。
恋愛ものは」
「い、いえ、一度はじめたことですから。
頑張らせてください」
「そうか。
よし、頑張れ」
と言ったあとで、秋馬は衣茉が部活でつまずいたときのように、
「ところで、頑張るとは、どう頑張るんだ?」
と確認してきた。
あのときは上手く答えられなかったけど、今なら言える。
衣茉は力強く頷き、言った。
あと、失速するんだよな」
どんな事件がって……。
これ、恋愛ものですよ、あなたの指令により。
秋馬がそこで溜息をついて言う。
「やっぱり、無理か。
恋愛ものは」
「い、いえ、一度はじめたことですから。
頑張らせてください」
「そうか。
よし、頑張れ」
と言ったあとで、秋馬は衣茉が部活でつまずいたときのように、
「ところで、頑張るとは、どう頑張るんだ?」
と確認してきた。
あのときは上手く答えられなかったけど、今なら言える。
衣茉は力強く頷き、言った。



