でも、相合傘か……。 昔はなんとも思わなかったけど。 ちょっとときめくな。 いや、課長と相合傘とか緊張して無理な気がするけど。 でも、二人とも車じゃないし。 雨さえ降れば、相合傘も夢ではないかも―― と衣茉は少女のように胸を高鳴らせていたが。 それから一週間、ずっと晴天だった。