覆面作家と恋せぬ課長(おまけ 完結しました)

 ……待てよ。
 話すことがないのなら、この疑問をあいつにぶつけたらいいのでは?
と思ったが。

 『おやすみ』と入れてしまったあとなので、もう送れないと思った。

 明日、訊いてみよう。

 よかった。

 明日、話すことができた、と思いながら、八尋は、ちょっとホッとして眠りに落ちる。

 しかし、こんな調子であいつと結婚生活など送れるのだろうか。

 毎日の話題に困りそうだ、と思いながら。