どうしたっ。
積極的だな、衣茉っ。
中に入った衣茉は倉庫の明かりをつけると、誰もいないか確認していた。
「すみません。
ちょっと外にもれるとまずい話なので」
いや、明かりもない暗がりにしゃがんでる奴がいたら、そいつは人間じゃないと思うぞ。
あやかしに話を聞かれても、特に問題ない気がするが、と八尋は思う。
そこで、衣茉が少し顔を近づけて言ってきた。
「実は――
今度雑誌に小説、載ることになったんです。
久しぶりに、ちょっと硬めの雑誌に」
いや、最近はやわらかめのにも載ってなかったんですけどね、と衣茉は照れたように頭を掻く。
それで嬉しくてか。
ものすごく自分に近づいていることにも気づいてはいないようだった。
積極的だな、衣茉っ。
中に入った衣茉は倉庫の明かりをつけると、誰もいないか確認していた。
「すみません。
ちょっと外にもれるとまずい話なので」
いや、明かりもない暗がりにしゃがんでる奴がいたら、そいつは人間じゃないと思うぞ。
あやかしに話を聞かれても、特に問題ない気がするが、と八尋は思う。
そこで、衣茉が少し顔を近づけて言ってきた。
「実は――
今度雑誌に小説、載ることになったんです。
久しぶりに、ちょっと硬めの雑誌に」
いや、最近はやわらかめのにも載ってなかったんですけどね、と衣茉は照れたように頭を掻く。
それで嬉しくてか。
ものすごく自分に近づいていることにも気づいてはいないようだった。



