覆面作家と恋せぬ課長(おまけ 完結しました)

「課長は昔から素敵ですし。
 仕事もできるし、やさしいのに。

 何故、突然、好きになったんでしょう」

「それはやっぱり一緒にいる時間が長くなったからじゃない?」

 そう明子が答え、前に座る玖村は何故かメモをとっている。

 あの倉庫の手帳だ。

「……玖村さん、なにしてるんですか?」

「いや、君を見習って重要なことはメモするようにしたんだ」

 今、なにか重要な話なんてありましたっけね?