覆面作家と恋せぬ課長(おまけ 完結しました)

 八尋が二人に問われるまま、昨日の話をすると、吉行が、

「そのイケメンの編集、たぶん、衣茉ちゃんに気があるよっ」
と叫び、玖村が、

「なんでその雰囲気のまま、衣茉ちゃんち行かないのっ」
と叫ぶ。

「いや、これはきっと神の啓示っ。
 僕にこの隙に割り込めというっ」

 玖村が衣茉の手をとり握った。

「祝さん、君のうちに行ってもいい?」

「駄目です」