覆面作家と恋せぬ課長(おまけ 完結しました)

「いえ、実は間違って、祝を中に閉じ込めてしまって。

 ……間違ってっていうか。
 妄想と現実を間違ってっていうか。

 祝を誰にもとられたくないなと思った瞬間、つい……」
と素直に白状して、

「なにやってんの。
 じゃあ、祝さんだけ閉じ込めてどうすんのさ」
と呆れたように玖村に言われる。

「祝さんをとられたくないのなら、自分も入ってから鍵かけなきゃ意味ないじゃん」

 玖村は鍵を開けると、八尋を入れ、鍵をかけた。