「持ってますよ~」
と衣茉は免許を出そうとして固まる。
「……持ってません」
と青ざめて言った。
「……いや、今、お前の手にあるの、優良ドライバー向けのケースに入った免許証だよな」
「すみません。
これは人様には見せられません。
免許証の写真の上に別の写真を貼ってからなら、お見せできます」
と言って、
「警察に捕まるからやめろ……」
と言われる。
「っていうか、本人による偽サインといい。
お前のやること、犯罪者の手口かっ、みたいなのが多いが。
実は、お前、詐欺師じゃないのか」
と言ったあとで、八尋は、ハッとしたように言う。
「国際ロマンス詐欺か、これっ」
と衣茉は免許を出そうとして固まる。
「……持ってません」
と青ざめて言った。
「……いや、今、お前の手にあるの、優良ドライバー向けのケースに入った免許証だよな」
「すみません。
これは人様には見せられません。
免許証の写真の上に別の写真を貼ってからなら、お見せできます」
と言って、
「警察に捕まるからやめろ……」
と言われる。
「っていうか、本人による偽サインといい。
お前のやること、犯罪者の手口かっ、みたいなのが多いが。
実は、お前、詐欺師じゃないのか」
と言ったあとで、八尋は、ハッとしたように言う。
「国際ロマンス詐欺か、これっ」



