「そういえば、この間、友だちにメッセージを送るとき、打ち間違っちゃって。
『元気がないのは、よい便りって言うじゃんっ』
って熱く語っちゃってたんですよね~」
「まあー、ほんとうに、いいお嬢さん。
八尋とお似合いね~」
話の内容もロクに聞かずに、いいお嬢さんねえ、と繰り返す母を見ながら、八尋は思う。
どうやら、この無害そうで、決して自分に逆らわなさそうな女を、なんとか息子の嫁にしたいようだな……、と。
『元気がないのは、よい便りって言うじゃんっ』
って熱く語っちゃってたんですよね~」
「まあー、ほんとうに、いいお嬢さん。
八尋とお似合いね~」
話の内容もロクに聞かずに、いいお嬢さんねえ、と繰り返す母を見ながら、八尋は思う。
どうやら、この無害そうで、決して自分に逆らわなさそうな女を、なんとか息子の嫁にしたいようだな……、と。



