覆面作家と恋せぬ課長(おまけ 完結しました)

「あ、いいですね。
 遊歩道があって、奥にちょっと休める場所もあるみたいなんですよ。

 私もそんなに中まで入っていったことがないので、行ってみませんか?」
とウキウキした調子で言ってくる。

「そうだな。
 行こうか」

 このまま二人で童話の世界に迷い込んで、帰ってこられなくなってもいい、くらいの感じで八尋は言った。