覆面作家と恋せぬ課長(おまけ 完結しました)

「あんた、別にまだ付き合ったりしてるわけじゃないみたいだけど。

 衣茉には相当ハッキリ言わないと、なにも通じないよ。

 あいつの頭の中、小説のメモでいっぱいだし」

「……それは確かに」
と八尋は青ざめたあとで、

 いや、別に俺はあいつと結婚したいだけで。

 好きとかそういうわけではないんだが……と思っていた。