クールな幼馴染の、甘い求愛方法。

 最悪だ……。

 そんな事になってしまった事態にも、自分の不甲斐なさにも。

 そして、うららに他の輩が触れたという事実にも。

 そう考えるだけで、嫉妬心が暴走しそうだ。

 いや、もう暴走しているのかもしれない。

 もしかするとうららに手を出してしまうんじゃないかと怖くなり、もう考えないようにベッドに横になる。

 うららに嫌われたら、俺は生きていけない。

 誇張なんてしていない。これが俺の本心だ。

 誰にも取られたくないし、できるならうららを独占したい。

 俺だけのもんだって、言いたい。

 ……ただそれは、まだできないが。

 うららが恋愛を理解しだしたら、俺が理性をコントロールできるようになったら、告白するつもりだ。

 それまで牽制はしていくが、きっと辛いものになると予想できる。

 隣にいるのに、気持ちを伝えられない。

 そんなもどかしい気持ちを抱き続けるんだろうと、目を閉じて思った。



 朝はあまり気分が良くない。

 決して、眠りが浅いわけじゃない。昨日はそれなりに眠れたと思うし、いつもよりは体が楽だ。