クールな幼馴染の、甘い求愛方法。

 ……これは私の、大事な宝物だから。

 りおくんにとってはどうでもいいかもしれないけど、私にとってはなくてならないものだから。

「このお守りはりおくんがくれたから、絶対これがいいの……!」

「……俺があげたら、どれも同じだろ。」

「そ、そういう問題じゃないのっ……!」

 私だって、どうやって言葉にすればいいか分からない。

 けどりおくんが何を言ったって、これじゃなきゃ嫌だ。

 ……それはきっと、思い出が詰まってるからかもしれない。

「そうか。でもまたあんな事あったら困るから、今度からはちゃんと誰か連れてけ。分かったか?」

「うん……分かってる!」

「ほんとかよ……。」

 なっ、りおくん失礼だよ……。

 それくらい守れるってば……!

 だけど、結局一人で行動してしまったから私は学習しないのかもしれない。

 こ、これから気を付ければいいんだからっ。

「りおくん、助けてくれてありがとうっ。」

 改めて、りおくんのほうを見てお礼を伝える。

 今日はたくさん、りおくんに助けてもらったなぁ……。