クールな幼馴染の、甘い求愛方法。

 ……だけど、なぁ。

「うらら……マジで、好きだって言ってんのか?」

「……! う、あ……う、うん。私、りおくんのこと大好きなのっ!」

 熱が治まってきたのか、いつもの調子に戻ったうらら。

 うららの額に触れてみると、確かにさっきよりも熱が下がっている気がした。

 恋して熱が上がるとか、どんだけ考え込んでたんだよ。

 デコピンしてやりたくなったが、病人には優しくしなければならない。

 ……つーか。

「昨日から俺を避けだしたの、それが原因なのか?」

「……りおくんが他の女の人と付き合うって知って、りおくんと顔合わせるのが辛かったから……。」

 その時の気持ちを思い出しているのか、うららは泣き出しそうな顔をした。

 けど我慢しているみたいで、下唇を噛み締めている。

 それが見ているこっちも辛くて、自分の腕の中にうららを収めた。

「嫉妬したって事か、それ。俺のこと、そんな好きでいてくれてんだ?」

「そうなのっ……! 私もびっくりするくらい、りおくんのこと好きなの……!」