クールな幼馴染の、甘い求愛方法。

『マジで付き合う事をあの凛遠が了承したの? うっそ……。』

『うん……だけどね、ちゃんと告白はしようって思ってる。』

 志珠ちゃんも驚いたから、それくらい信じられない事だった。

 でも事実が変わるわけじゃないから、私の気持ちを正直に伝えた。

『それなら、あたしからは何も言う事ないけど……何かあったら、ちゃんと教えてね。』

『うんっ、ありがとうっ。』

 ぐっと志珠ちゃんに背中を押されて、もっと告白する覚悟ができた気がする。

 絶対に、言うんだ。

 何度も自分にエールを送り、心臓のドキドキを落ち着かせようとする。

 その瞬間、試合が始まった。

「は!? 凛遠強すぎだろ今の!」

「おい誰か凛遠を止めろー!」

「……これ、俺らいらなくね?」

 わっ……りおくん、すごいっ……。

 りおくんは運動神経抜群だから、今の試合も快進撃が起きている。

 どんどんりおくんのチームに得点が入ってく……。

 ボールを追いかけるのも精一杯で、目が回りそうになった。

 だけど、相手チームもやられっぱなしじゃない。