クールな幼馴染の、甘い求愛方法。

 未だ信じられていないけど、恋と言われれば恋と認めるしかない。

 だって、こんなにも証拠となる気持ちがあるんだから……。

「……よし、それじゃあ早速凛遠に告白しよう!」

「え、えぇっ……!? きゅ、急すぎるよそれはっ……!」

 いきなり告白って……心の準備も何もできてないよ……!

 驚いて大きな声が出たけど、志珠ちゃんを止めるにはこれくらい大きな声じゃないとダメだ。

 でも志珠ちゃんは意見を変えようとはせず、逆に熱弁してきた。

「そんな甘い事言ってたら、他の女子にすぐ取られるよ! 凛遠はイケメンだし文武両道だしモテるし……だから早く告白しなって!」

「そ、そう言われても無理だよっ……! 私、急になんてできない……。」

 ……それに、怖いから。

 私はりおくんが好きだけど、りおくんはどう思ってるか分からない。

 もし嫌われたら……って、考えちゃうから。

 志珠ちゃんにもそんな私の気持ちが何とか伝わったのか、私を一瞬見てあからさまにため息を吐いた。

「はぁ……分かった。うららが考えすぎるのは分かってるから、急かす事はこれ以上しない。でもうかうかしてたら、本当に他の子に取られちゃうからね! それだけは気を付けるんだよ!」