紫陽花が泣く頃に



生まれてからずっと一緒で、同じように成長してきたけど、私は一度でも和香ちゃんと肩を並べて歩けたことがあったかなと、考える時があります。

私が頼ってばかりだったから、和香ちゃんが弱音をはける場所がなかったよね。本当にごめんなさい。

そういうことも含めて、ちゃんと話せばよかったね。和香ちゃんとだから、話せることがたくさんあったはずなのに。

和香ちゃんにもたくさんの後悔があるかもしれないけれど、私にもたくさん後悔があるんだよ。 

それでも、私は和香ちゃんと双子でよかったと思ってる。

もしも生まれ変わりがあるのなら、また和香ちゃんと双子で生まれたい。

そうしたら今度こそ、お互いの気持ちを隠さずに、ずっとずっとおばあちゃんになるまで仲良しな姉妹でいよう。

私は和香ちゃんのことが、誰よりも大好きです。