「あ…あの、なんか混乱して…」
舌がもつれて、うまく話せない。
すると彼が、
「なんか久しぶりに聞いた気がするわ、その声」
と言った。
その声が、明らかにさっきまでとは違って、私はまた泣いてしまった。
「私、ずっと呼んでたよ。リュウくんリュウくんって」
「嘘だね」
「嘘じゃないよ、ずっと呼んでた」
そう、本当に、何度も呼んだ。
何度も何度も、繰り返し呼び続けた。
でもそれは、嘘かもしれない。
本人を目の前にして感情をさらけ出したのは、さっきが初めてだったから。
泣き言を言っていることをリュウくんに悟られてはいけないと思って、口に出さないようにしていたから。
舌がもつれて、うまく話せない。
すると彼が、
「なんか久しぶりに聞いた気がするわ、その声」
と言った。
その声が、明らかにさっきまでとは違って、私はまた泣いてしまった。
「私、ずっと呼んでたよ。リュウくんリュウくんって」
「嘘だね」
「嘘じゃないよ、ずっと呼んでた」
そう、本当に、何度も呼んだ。
何度も何度も、繰り返し呼び続けた。
でもそれは、嘘かもしれない。
本人を目の前にして感情をさらけ出したのは、さっきが初めてだったから。
泣き言を言っていることをリュウくんに悟られてはいけないと思って、口に出さないようにしていたから。



