私は心臓の鼓動が速くなるのを感じていた。



こんな景色、一度見たら忘れられない。



その思いはきっと、私だけではないはずだと思った。







「……すっっ……」



目を見開いて、握る手に力を込めてリュウくんが口を開いた。



「…リュウくん…?」



鼓動はさらに速くなり、緊張のあまり息が荒くなる。



私たちの後ろでは、木下さんたちも見守っている。



リュウくんは、口を「す」の形に開いたまま動かなくなった。



沈黙が続き、やがて私の緊張がピークに達した、そのとき…―







「っっっごいキレイだね!ミオちゃん!!」