国際通りには、ありとあらゆる店が集まっている。



シーサーの置物や沖縄限定のスナック菓子、琉球ガラスや漆塗りなどの工芸品に沖縄産の食材も豊富だ。



私はとくに、市場がある商店街に売っている棒刺しのパイナップルがお気に入り。



リュウくんが透明パックに入ったカット済みのスターフルーツを食べたいというので、パインと一緒に買った。



パイン甘いねー、などと話しながら歩いていると、後ろから声をかけられた。



「俺たちあっちのほう見てくるから、あとで適当に合流しよ」



それは願ってもいない申し出。



私はわざとらしく、



「え、いいんですかぁ」



と笑顔を作った。



「…なんだよ、そのいかにも、邪魔だったんですーな感じ」



「いやぁ、そんなこと」



ありました。



「あはは、じゃあ、何かあったら携帯鳴らして」



私とリュウくんを残し、彼らは歩いていった。