「明日の島ってさぁ」



場所は、国際通りの細い路地を入ったお店。



夜の飲み屋が本業だけれど、ランチも人気だとガイドブックに載っていた。



…とヒロさんが自慢げに教えてくれた。



ゴーヤチャンプルに島らっきょ、ジーマーミ豆腐にソーキそば。



いかにもな沖縄料理をテーブルに並べて、私たちは明日のプランを話し合った。



「フェリーの時間、わかるの」



「あ、家で調べて書いてきました」



どれどれ、とみんなで紙を覗き込む。



島というのは、もちろん、あの「神の島」のことだ。



私は、ジーマーミ豆腐に夢中のリュウくんを見た。



いよいよ、という気がしていた。