あらかじめ沸かしておいたヤカンをもう一度火にかけて、お湯をポットに注ぐ。



真っ白な湯気を立ち上らせたガラス製のポットが、一瞬で曇った。



ポットを温めている間に、食器棚からティーカップを出す。



数を迷ったけれど、4客にした。



あのふたりにはジュースのほうがお似合いだ。



茶葉を入れたりカップを温めている僅かな時間にも、隣の部屋からはにぎやかな声が絶え間なく聞こえてきた。



「にぎやかだなぁ」



「ですね」



「てか、うるせー」



「ですね」



そんなふうにワイワイ言いながら、私たちもリラックスしてテーブルを囲んだ。