城内君が異動してきてから関わっている私は、彼がそんな人ではないことくらいとっくに分かっている。 いつも真摯で礼儀正しいし、私と二人きりになっても何もないし…… いや、それは私の魅力がないからかもしれないけど…… 色々考えこむ私に、守山さんは冗談っぽく言う。 「それでもまぁ、淳よりは僕のほうが真面目だと思うな」 だけど私は、ますます守山さんを胡散臭く思う。 そしてこれ以上城内君のことを言わないでくださいと言おうとした時だった。