=ナカマ達、激論す⑧=



ナツメロ:うん…、マッキのいうこと分かるかな。実際、将来自分が仮にメチャ、ステキな相手と結婚できて、子供いっぱい産んでにぎやかな家庭にしたいって願って生活しててさ…、以前の中国みたいに一人っ子政策で子供産む人数まで制限される社会ができそうな雰囲気が薄々わかっていたら…。それを改善する思いを横において、子供いっぱいでなくても他で幸せ探せばいいやって、あきらめから自分の価値観変えるなんて、不幸せな社会だもん


デスオ:でも、せめて選挙で反対するくらいですよね、フツーの人は…。所詮、一人じゃできない…。となったら、やはり目先で妥協してしまうんでしょうね…


りゅーじん:だから、ここでバランス感覚ってことだよな。簡単に妥協はしない上で。自分の思い通り100%は絶対無理なんだから、そこは柔軟に捉えて、だけど、トンデモ社会にならないようにって意識を常に持ってよう…


***


マッキ:そのバランス感覚で言えば、クズコの仲間としての行動はさ、りゅーじんの指摘までは至れなかったけど、学校側の対応を改めて何とかしなくちゃってステップアップまでは持ってこれたんだから。私たち、かなりバランスとれた行動ってことも言えるんじゃないのかしら


デスオ:所詮、中学生だからこんなところだよって言ったら、そこで終わりでしょうけど、まずは気づくことがはじめの一歩ですからね。だから、クズコの言った”仲間たちの行動に気づかされた”は、その次の一歩につながる成果って言えますよね?


ラッセル:言える!よし、オレも納得だ。りゅーじんの指摘もそれなりに理解はした


りゅーじん:うん、クズコの出来事では、今日の議論でいい結論付けできたんじゃないかな。なあ、マッキ…


マッキ:ええ。これを踏まえて、さらなる発信…。そこからさらにを繰り返していく…。今の私たちの意識を保ちながら。


ー第2回の討論はこれで終了となったー