「謝る?」 指に吸い付いたまま、私は聞き返した。 「ああ、謝って夕飯に練り物を出すのを止めてもらえばいいじゃないか」 「はあ」 「何だ、それじゃ駄目なのか?」 私は真澄の指から口を離して言った。 「いや、考えたこともなかったから・・・でもなんで謝るの?」