「公園?公園ってどの公園?」 運転手が愛想もなく聞き返す。 「三丁目にいくつ公園があるんだよ。言ってみろよ」 彼は更に低い声で言った。 運転手は黙り込んで車を走らせた。 気まずい・・・ ひどく気まずい雰囲気が車内に充満している。 三丁目に入ると運転手はメーターを止めて走った。 真澄の様子を見て、ここで迷って料金を増やすわけにいかないと思ったのだろう。