「俺ん家、この近くなんだ」 真澄が、パンケーキを頬張りながら急に言った。 「えっ?」 私は意味がよく分からなかった。 「俺が大学に入学する前まで住んでた家が、この近くなんだ」 「実家って事?」 「ああ、今はおふくろしかいないけど」