そしてシュヴァルツ公がこの悪だくみの相棒に選んだのがユーフォルビア王国であった。
この国は大陸の中心部に位置する農業大国だが、海を持たない内陸国だ。
状況はマグノリア王国と似ており、彼らもウィステリア王国への侵略を狙っているらしい。
そういったユーフォルビアの噂を耳にしたシュヴァルツ公が、
ユーフォルビアとの同盟をとユリウスに進言してきたのである。
”ユーフォルビアと手を組んでウィステリアを侵略し、彼らとウィステリアの領土を2分割してしまいましょう。”
「ようやく内戦が終わり国土の復興を図らねばならないときに、他国との戦争などやってる場合ではない」
とユリウスは否定的だったのだが、
復興のためにも貿易港の確保は重要だとシュヴァルツ公に賛成する者が予想以上に多く、
・ユーフォルビア王国がこの同盟に賛成していること
・ユーフォルビア王国との縁談がまとまった際には、シュヴァルツ公がルイーザを説得すること
を条件に、ユリウスは了承したのだった。
ユリウスの承諾を得たジュヴァルツ公は意気揚々とユーフォルビア王国へ赴き、
ベルナール国王の同意を得てしまった。
この国は大陸の中心部に位置する農業大国だが、海を持たない内陸国だ。
状況はマグノリア王国と似ており、彼らもウィステリア王国への侵略を狙っているらしい。
そういったユーフォルビアの噂を耳にしたシュヴァルツ公が、
ユーフォルビアとの同盟をとユリウスに進言してきたのである。
”ユーフォルビアと手を組んでウィステリアを侵略し、彼らとウィステリアの領土を2分割してしまいましょう。”
「ようやく内戦が終わり国土の復興を図らねばならないときに、他国との戦争などやってる場合ではない」
とユリウスは否定的だったのだが、
復興のためにも貿易港の確保は重要だとシュヴァルツ公に賛成する者が予想以上に多く、
・ユーフォルビア王国がこの同盟に賛成していること
・ユーフォルビア王国との縁談がまとまった際には、シュヴァルツ公がルイーザを説得すること
を条件に、ユリウスは了承したのだった。
ユリウスの承諾を得たジュヴァルツ公は意気揚々とユーフォルビア王国へ赴き、
ベルナール国王の同意を得てしまった。



