「それとお前はジゼルをジジと呼ぶのはやめろ。」
(俺でさえ、まだ愛称で呼んでないというのに馴れ馴れしいぞ。)
(うわ~めっちゃ嫉妬してる!国王陛下って見かけによらずヤキモチ妬きか?)
「物心ついた時からジジはジジだし。他の呼び方しろって言われましても困りますね。」
「今さらあなたから敬語を使われるのも奇妙だわ。それよりも私はむしろ、ユリウス様にこそジジと呼んでいただきたいです。」
予期していなかったジゼルからのリクエストにユリウスはたじろぐ。
「・・・分かった。善処する。」
(なにこれ~不敬罪かもだけど、国王めっちゃ可愛いんですけど。ちょっとキュンときちゃった。)
明日は朝が早いからと、
パーティーは早々にお開きになった。
ウィリアムとアリスもマグノリアの料理を堪能してくれたようで
ジゼルもホッとする。
明日は人生で2度目の結婚式だが、
1度目の形式的なものとは違って、今度は心から祝福してくれる人たちが集まっている。
長い間果たせていなかった母との約束が今度こそ果たせるのだ。
(俺でさえ、まだ愛称で呼んでないというのに馴れ馴れしいぞ。)
(うわ~めっちゃ嫉妬してる!国王陛下って見かけによらずヤキモチ妬きか?)
「物心ついた時からジジはジジだし。他の呼び方しろって言われましても困りますね。」
「今さらあなたから敬語を使われるのも奇妙だわ。それよりも私はむしろ、ユリウス様にこそジジと呼んでいただきたいです。」
予期していなかったジゼルからのリクエストにユリウスはたじろぐ。
「・・・分かった。善処する。」
(なにこれ~不敬罪かもだけど、国王めっちゃ可愛いんですけど。ちょっとキュンときちゃった。)
明日は朝が早いからと、
パーティーは早々にお開きになった。
ウィリアムとアリスもマグノリアの料理を堪能してくれたようで
ジゼルもホッとする。
明日は人生で2度目の結婚式だが、
1度目の形式的なものとは違って、今度は心から祝福してくれる人たちが集まっている。
長い間果たせていなかった母との約束が今度こそ果たせるのだ。



