ある日、桜士は「夕食を一緒に食べないか」とリティクに誘われ、指定されたレストランへと入った。そこでは、一花やヨハン、そしてeagleの他のメンバーも集まっており、一花とヨハンは桜士が来ることは知らなかったようで、驚いていた。

「本田先生!?」

「な、何でこいつが……!!」

一花は胸に手を当てながら、ヨハンは嫌悪感を隠すことなく露わにしながら言う。アルオチとオリバーが楽しそうに手を叩き、クラウディオたちは微笑んでいる。

「サプライズだよ!」

オリバーとアルフレッドがそう言うと、ヨハンが「世界一嫌なサプライズだな」と言いそっぽを向く。

「本田先生、席は一花の隣が空いてるわ」

アルオチが一花の隣を指差す。一花も「どうぞ」とニコニコとしながら言い、桜士は内心喜びを感じながら「失礼します」と一花の隣に座る。

「一花、これメニュー表だ。Dr.本田と見ろ」

「一花、これおしぼり。本田先生にも渡してあげて」