地味子ちゃんはイケメン男子に寵愛されて



「寂しくなるけど、私達は結々ちゃんを応援してるからね!いつ家に帰ってきてもいいから!頑張ってね!」


「うん!」


「行く前に抱きしめてもいい?10秒でいいの!」


「いいよ」

頷いて、自分から抱きつきにいった。


「10、9、8……3、2、1。ありがとう、結々ちゃん!いってらっしゃい!」


「うん、いってきます」


用意をしてもらった大きめの鞄を持って、家を出た。


明空さんと呉乃さんのいるところに駆けていく。


「思ったより早かったね。もういいの?」


「は、はい。もう大丈夫です」


「なら、行こー」


学園に向かって歩き出した。


歩き出して、少し経った頃のこと。