ぴらぴらと手を振られた。
何だか心細い気持ちになりながらも、家に向かった。
私の家のちょうど真ん前には葉由ちゃんの家がある。
葉由ちゃん……
まだこの状況を説明出来てないけど、落ち着いたらちゃんとするから。
言い訳をした後、家の中に入った。
「た、ただいま」
「あっ、結々ちゃん!おかえりなさい!」
そこにはお母さんがいて、笑顔で迎えてくれた。
40代とは思えないくらいお母さんは若々しい。
お母さんに向ける言葉じゃないんだろうけど、とても可愛らしい人なんだよね。
「これから寮生活になるんでしょう?理事長先生に聞いたんだから!」
理事長先生、説明してくれたんだ……
納得してくれてるみたいでよかった……


