嫌がっている人もいるみたいだけど、本当に出るのかな……?
「授業出るんだったら、俺帰るね~!さすがに1人でいたくないし!結々みん、バイバイ~!万弦達もまたね~」
「あ、はい。さようなら」
手も振られたため、遠慮がちに振り返した。
アオさんは笑顔で出ていくのを見送った。
「授業始まるまで時間ないから、早く教室に行くぞ」
「あ、は、はい」
反射的に頷いてしまい、一緒に教室に行くこととなった。
「歩いてたら間に合わないから、走って行くか」
「うん、その方がいいだろうね」
廊下は走ったらいけませんというポスター
を無視して、走って教室へと向かう。


