地味子ちゃんはイケメン男子に寵愛されて



「……そういえば、今何時ですか?」


安心した後、不意に時間が気になった。


「今は9時30分だよ~!」


9時30分ということは、1限が終わる5分前。


さすがに2限目からは出たいな。


「あ、あの、お話が終わったなら、教室に戻ってもいいですか?えと、さすがに2限目からは出たい、ので」


おずおずとしながら願い出た。


お願いします……


授業に出させてください。


「結々みん、真面目だね~」


「throneの姫になったからには、授業に出る必要はないぞ」


確かにそうなんでしょうけど……


「私今まであまり授業をサボったことがないので、罪悪感が凄まじいんです。だから、2限目からはちゃんと出たくて……駄目、ですか?」