地味子ちゃんはイケメン男子に寵愛されて



「皆、酷すぎない!?呼び出しといて忘れるとか~」


「悪かったな」


「ごめんごめん」


「俺達も反省してるからさー」


「申し訳ないと思ってるよ」


「ごめん」


「反省の色が見えないんですけど~」


仲が良いんだなぁと思いながら、そのやりとりを聞いていると……


「ってあれ?女の子がいる!」


私に気づいたその人は驚いたような声を上げた。


「女っ気がないthroneに女の子!わおっ、びっくり!あ、もしかして、このかわいこさんを姫にする気~?」


「あぁ」


「やっぱり!いかにも姫って感じの子だねー」


随分お世辞が上手な人だなぁ……


「っていうか、アオ。これのどこがかわいこさん?」


「はぁ?哀、頭おかしくない?」


「アオに言われたくないんですけど」


悲しいけど、葉室さんの言う通り。


私は全く可愛くない。


「アオ。自己紹介まだしてないんだから、した方がいいんじゃない?」


「あ、そうだった!かわいこさん、初めまして~!俺はアオっていうんだ!よろしく~!」